Trimmer's Lecture

愛猫の耳掃除/肛門腺絞り

撮影協力:クロス動物医療センター

耳掃除

猫にとって、耳が健康な状態とは、耳垢が溜まっていない状態を指します。耳掃除を習慣にして、常に耳を清潔に保つようにしましょう。

クロス動物医療センター
トリミングサロン「ブルーム」
箕輪 幸恵さん

わんちゃん、ねこちゃんが心地よくリラックスしてもらえるようなトリミングを心がけています。パピーからシニアまで安心してお預けいただけるケアとカウンセリングを大切にしています。

準備するもの

  • 耳掃除用のイヤーローション(洗浄液)
  • 脱脂綿やコットン

動物病院併設トリミングサロンのトリマーによる「愛猫の耳掃除動画」

STEP 1

イヤーローション(洗浄液)をコットンに含ませます。

STEP 2

毛をかき分け

耳の奥と外側をきれいにしてあげてください。

猫が嫌がる場合は無理に掃除をする必要はありません。獣医師やトリマーに依頼しましょう。


肛門腺絞り

分泌液を出さずに放っておくと、肛門腺が炎症を起こしてしまいます。そうなる前に排出させてあげる必要があるのです。 月に1回程度絞って排出させてあげましょう。 猫がお尻を引きずって歩いたり、お尻を気にして舐め続けている場合は、肛門腺内に分泌液が溜まっている可能性があるので、チェックしてあげましょう。

動物病院併設トリミングサロンのトリマーによる「愛猫の肛門腺絞り動画」

STEP 1

猫の尾を片方の手で持ち上げて、もう片方の手で、肛門の下の部分を指で押さえます。

STEP 2

押さえた所を下から上に押し上げるようにキュッキュッと揉む様にすると、肛門から悪臭のある膿みのようなものが出てきます。

絞っているときに猫が嫌がるようでしたら止めて、獣医師やトリマーに依頼しましょう。

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