Trimmer's Lecture

愛犬の耳掃除/肛門腺絞り

撮影協力:クロス動物医療センター

耳掃除

犬にとって、「耳が健康な状態」とは、「耳垢が溜まっていない状態」を指します。必ず耳掃除をして、常に清潔にしてあげましょう。

クロス動物医療センター
トリミングサロン「ブルーム」
箕輪 幸恵さん

わんちゃん、ねこちゃんが心地よくリラックスしてもらえるようなトリミングを心がけています。パピーからシニアまで安心してお預けいただけるケアとカウンセリングを大切にしています。

準備するもの

  • 耳掃除用のイヤーローション(洗浄液)
  • 脱脂綿やコットン

動物病院併設トリミングサロンのトリマーによる「愛犬の耳掃除動画」

STEP 1

イヤーローション(洗浄液)をコットンに含ませます。

STEP 2

毛をかき分け

STEP 3

耳の奥と外側をきれいにしてあげてください。

STEP 4

犬が極度に嫌がる場合は無理に掃除をする必要はありません。
獣医師やトリマーに依頼しましょう。


肛門腺絞り

分泌液を出さずに放っておくと、肛門腺が炎症を起こしてしまいます。そうなる前に排出させてあげる必要があります。 月に1回程度絞ってあげるとよいでしょう。お尻を床に擦りつけるように歩いたり、肛門をしきりに舐めたりする行動が見られたら、肛門腺内に分泌液が溜まっている可能性があるので、チェックしてあげましょう。

動物病院併設トリミングサロンのトリマーによる「愛犬の肛門腺絞り動画」

STEP 1

犬の肛門腺は、お尻の穴を時計の中心に例えると、4時と8時の位置にあります。

STEP 2

肛門腺に溜まった分泌物を親指と人差し指を使って、下からすくい押し上げるようにして、肛門に向かって絞り上げます。

STEP 3

力を入れ過ぎると痛がるので、優しくやりましょう。

STEP 4

絞っているときに犬が痛がるようでしたら止めて、獣医師やトリマーに依頼しましょう。

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