セーブペットプロジェクト、愛情の証キャンペーンに関する活動報告や情報発信をしていきます

ブログし~幸せなペットを増やすために~

2019.05.15  18:28

『第3回 小さないのちがおしえてくれること』に行ってきました

2019年4月20日(土)、21日(日)に静岡県富士市で開催された『第3回 小さないのちがおしえてくれること 保護犬猫大ふれあい会&ハートフルマルシェ』の初日に伺い、このイベントの実行委員で「中里ミル動物病院」の院長でもある獣医師の渡邉 洋輔先生と、実行委員長の中村 祐里子さんにお話を伺いました。

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※ 中村さんが抱いているのは、「中里ミル動物病院」の看板犬、「もじゃお」くん。事情があり引き取られた元保護犬です。

 

SPP:このイベントを開催するきっかけを教えてください。

 

中村さん:私が所属している富士商工会議所の青年部で犬や猫が好きなメンバーと「犬猫殺処分」について調べようという話になりました。私は以前から犬の保護活動を個人でやっていましたが、不幸な犬を保護して譲渡する活動をいくら続けてもキリが無いと感じていました。「殺処分ゼロ」のために何が最も効果的なのかを調べようと殺処分機がある保健所の見学もしました。現場の職員さんから「犬猫を捨てる人がいなくなるように啓発をして欲しい」という声を多数聞き、保護団体の皆さんからは「犬猫の医療費など活動資金が足りない」と聞いていたので、飼い主さんの啓発と活動資金を募るためのイベントを企画することにしました。第1回のイベントでは映画『犬に名前をつける日』のチャリティー上映会を行い、チケットの売上を6つの動物保護団体に寄付しました。

この上映会をきっかけに、殺処分の現状や保護された犬や猫に関心を持ってくださる方を多く集めることができました。そこで聞かれたのが「保護された犬や猫ってどこに行けば会えるの?」「保護された犬って怖いんでしょ?」という言葉でした。そういった犬や猫とふれあえる場を作ろうと、去年の第2回目のイベントは保護団体の皆さんにご協力いただき「大ふれあい会」を企画しました。嬉しい事に予想を上回る譲渡希望があり、たくさんの犬と猫が新しい飼い主さんに引き取られたんです。
このイベントで犬や猫を引き取った飼い主さんたちをプロのカメラマンに撮影して貰いパネルを作成しました。今日も展示していますが、この『元保護犬猫シアワセパネル』は富士市役所や市内の信用金庫、図書館などを巡回しています。

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(パネルにはフリーランスのライターでもある中村さんが書いた犬猫と新しいご家族の紹介文が添えられています。)
第3回の今年は、保護団体や出展者からの要望も受けて、去年よりも大きくて環境の良い会場を探すことができました。パーキングの4階、5階と屋上が会場ですが、無償で貸していただくことができたのです。

物販をしてくださっている出展者の皆さんにも趣旨にご賛同いただき、売上の一部をご寄付いただいています。実行委員会で集計して今年も参加してくれた5つの保護団体さんにお渡しする予定です。

 

SPP:これだけの規模のイベントを企画・運営できるのは、中村さんをはじめ商工会議所の方々が関わっておられるからなのでしょうね。

 

中村さん:可哀想な犬や猫をなんとかしたい!という思いだけで保護活動をしていた私一人では、こんなイベントは出来ませんでした。きちんと順序立てて、本当に犬のために猫のために何をするべきかを考え、然るべき方にお話を聞き、実行委員会のメンバーのネットワークを駆使して活動しているからこそ、企業も協力してくださるのだと思います。

実行委員会には県議会議員や市議会議員もいますし、最初から参加してくださっている獣医師の先生が渡邉先生です。

 

SPP渡邉先生は以前から保護活動に関心をお持ちでしたか?

 

渡邉先生: 私がこのようなボランティア活動に関心を持つようになったのは、静岡県内の保健所に寄せられる苦情の約半数が、富士市からだと聞いたことが大きなきっかけとなりました。糞尿や鳴き声、多頭飼育崩壊など、飼い方のマナーがあまり良くないのが現実なんです。時間はかかるけれど啓発が重要だと考えていました。そんな時に、小さないのちがおしえてくれることの存在を知り、自分から連絡を取りました。

第1回は動物病院にチラシを置くなどの宣伝活動を協力しただけでしたが、第2回からはスペースが出来たので「獣医師ブース」を担当し、今回も来場された一般の方やお子さんたちには動物愛護クイズに参加してもらったり、愛犬家・愛猫家の皆さんからの犬猫相談に応じています。

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猫を飼っておられる方には室内飼育を推奨するのですが、外に出してあげないと可哀想だという飼い主さんも、まだまだ多いんです。外に出すと交通事故の危険や怪我、感染症についてもリスクが高まると伝えるのですが「昔から猫は外へ自由に行き来させているから」と言って聞き入れてもらえないこともあります。

一方でノミ・マダニの対策をする飼い主さんは年々増えていますから、健康に対する意識はどんどん高まっていると思います。

 

SPP:静岡県内でも殺処分される犬猫は減っているのでしょうか。

 

中村さん:平成29年度、静岡県内では犬は30頭、猫は738頭まで殺処分は減っています。以前は犬だけで1000頭以上殺処分されていた事を考えると・・・
ひとえに保護団体、ボランティアさんの努力だと思います。

 

渡邉先生:正しく飼っていないから「飼いきれなく」なって捨ててしまうし、管理が出来ず逃してしまったという人も多いですから、殺処分に至る前の段階の啓発活動がやはり重要です。ただ動物病院やこのようなイベントに足を運ばれない方に、どうやって伝えていくのかが課題ですね。

 

SPPこの記事を読んでくださる方にメッセージをお願いします!

 

中村さん:人が変われば可哀想な犬や猫を減らすことができます。逆に人が変わらなければ犬や猫を幸せにすることはできません。

 

渡邉先生:犬や猫を新しく家族に迎え入れる際には、保護犬や保護猫という選択肢があることを知っていただきたいと思います。

 

SPP:イベントでお忙しい中、本当にありがとうございました!

 

 

今回のイベントに参加された保護団体さんと、新しい飼い主さんと待っている犬猫の一部をご紹介します。

 

・NPO法人 その小さないのち守りたいプロジェクト

副代表の野村さんと「麦」ちゃん

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麦ちゃんは8歳のメス。地元の保健所から保護されました。

大人しい性格ですが、お散歩もご飯も大好きで、犬同士一緒に遊べるそうです。

https://inochiproject.jimdo.com

 

・フェアリーハウス

代表の菊地さんと「るいず」ちゃん

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るいずちゃんは7歳のメス。http://fairy-house.net

※ フェアリーハウスさんは施設内のドッグランを整備するためのクラウドファンディングにも取り組んでおられます。

https://readyfor.jp/projects/fairy0308?fbclid=IwAR0oQXo0SRpZYoD50yroVnq_kvldjpxgTu76jU1W8NTmwrNAFkOinwMU0wk

 

・にゃんぽみち

看板猫のエリカちゃんと、新しい飼い主さんを募集している「ゆめ」ちゃん「ろみ」ちゃん
http://nyanpomichi.me

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・CATTOWN(猫カフェロゼッタ)

代表の岩佐さんとエスくん

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エスくんは推定2歳。FIVキャリアですが発症しておらず、人間大好きな性格です。

https://www.instagram.com/asami_rosetta

 

 

他にも、各団体の元には新しい飼い主さんを待っている犬猫がたくさんいます。是非ともホームページをご覧ください。

 

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