セーブペットプロジェクト、愛情の証キャンペーンに関する活動報告や情報発信をしていきます

ブログし~幸せなペットを増やすために~

2014.08.04  10:00

海外の動物愛護シリーズ 2

セーブペットプロジェクトの運営者であるメリアル・ジャパン株式会社では、フランスより毎年研修生を受入れております。
2014年度の研修生、アナイス・ガラさんより2回目の寄稿をいただきましたのでご紹介いたします。
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動物が大好きな読者の皆様、こんにちは!

世界の動物愛護を見学する旅を始めましょう。

最初の目的地はオーストラリアです。

カンガルーやカモノハシのような野生生物が多く生存するオーストラリアですが、ペットもたくさんいます。36%の家庭では犬を、23%では猫を飼っています。

今回紹介したい動物愛護のプロジェクトは Animal Welfare League Queensland (以下:AWLQ)のGetting to zero(以下:G2Z)という殺処分をゼロにしようという試みです。AWLQはオーストラリアのクイーンズランドにあるGold Coast Cityの動物保護施設を担当しています。

オーストラリア全土での殺処分率が犬で25~40%、猫では60~80%に達する中、このエリアではG2Zにより殺処分率を犬で9%、猫は25%にまで減少することに成功しました。

このG2Zの目標は動物保護施設に送られてくる動物の90%の命を救うことです。

目標達成のためには、公的な力、動物愛護ボランティア、ペットオーナーや獣医師などすべての関係者の協力体制を整えることが必要でした。

この協力体制により、地域共同体が運営する動物病院において、治療、去勢/不妊手術、マイクロチップ挿入などを手ごろなコストで提供することが可能となりました。

こうすることで、経済的な問題を抱えている飼い主が、ペットとの生活をあきらめずに飼い続けることができます。

動物を引き取る施設の改善も重要でした。

保護された動物にとって十分広く住みやすい環境にするだけでなく、週末と休日も営業するなど、新しく飼い主になりたいという方にとって簡単にアクセスができる環境や、動物にしつけを施すことで、譲渡されやすい状況もつくりました。

もうひとつのアクションは啓発活動です。

ペットオーナーだけでなく、中学生の頃からペットの飼い方について教え、未来の獣医師を育成する獣医大学でも、シェルターメディシンの講義を行うなど、様々な啓発を行っています。

日本でもこのような活動をしたら少しずつ殺処分を減らせるのではないでしょうか?

G2Zは多方面にわたるプロジェクトなので、興味があれば是非ホームページをチェックしてみてください。

G2Zについて詳しくはこちらへ:http://www.g2z.org.au/

注)シェルターメディシン:動物保護施設は多くの動物が保護されますが、動物が集団で過ごすシェルターでの管理状況によって動物の状態が大きく変わることが判り、ベストな方法を見つけるために研究がはじまりました。

シェルターメディシンの目的は『群の健康を維持し心身ともに健康な動物を1頭でも多く譲渡すること』です。

シェルターメディシンについてはこちらのエントリーもご覧ください。

(過去エントリーへリンク)
海外の動物愛護シリーズ 1

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