Keep good manner

ドッグランでのマナー

出典:NPO法人 日本ドッグマナー協会

定着してきた今こそマナーの周知が大切

リードをはずし、愛犬をのびのびと走らせることができるドッグラン。マナーを守り、愛犬を思い切り遊ばせてあげましょう。

施設のタイプ、利用目的はさまざま

ドッグランにはさまざまなタイプがあります。公園内などに設置された公共の施設もあれば、民間企業の運営する私設のものもあります。施設によって利用料が有料のところもあれば無料のところもあります。雨の日でも利用できる屋内型のドッグランもあります。飼い主が利用する目的もさまざまです。犬のしつけに利用する人もいれば、犬同士を遊ばせて社会性を学ばせようとする人、アジリティなどの練習をする人、ボールやフリスビーなどで運動させる人もいます。
このように、施設の形態やルール、利用目的がそれぞれ異なる上、監視員がいない場合がほとんどなので、飼い主一人ひとりがルールを守ることが大切です。ドッグランでは愛犬から片時も目を離さないように、常に目配りをしながら利用することが大前提です。

ドッグランを利用する前に

ドッグランには、それぞれ利用規約があります。利用する前に必ず確認して、規則を守るようにしましょう。ドッグランによっては、利用するために登録が必要なところもあります。実際に利用するにあたっての注意ポイントは次のとおりです。

ワクチンの接種

ドッグランに限定されないマナーではありますが、狂犬病の予防接種は法律で義務付けられているので、必ず受けておかなければいけません。ドッグランにはたくさんの犬がやって来るので、任意の混合ワクチンについても、愛犬を守るために接種しておいたほうが安心です。狂犬病ワクチンに加え、混合ワクチンの接種を義務付けているドッグランも少なくありません。事前に確認しておきましょう。

事前に
準備しておくこと

ドッグラン以外では犬を抱いて移動する場合でもリードは必ず持って行きましょう。入場してから場所に慣れるまでの間、また、興奮してしまった愛犬を落ち着かせるためにも、リードは必要になります。また、愛犬のノミ、マダニを必ず駆除しておくこと。他の犬に迷惑をかけないよう心がけましょう。さらに、万が一に備えて、利用するドッグランの近くの動物病院を事前に調べておくと安心です。

持ち物リスト

ドッグランを利用する際に

ドッグランの中では、ルールを守って愛犬を遊ばせましょう。スペースがいくつかに分けられている場合は、その区分に従うこと。小型犬から大型犬までどんな犬でも入れる共用エリアのほか、大型犬用エリア、小型犬用エリアなどに分かれている場合があります。規定外のエリアを利用してはいけません。自分の愛犬の大きさや性格を考え、どのドッグランを利用するか選ぶといいでしょう。

出入りする際の注意

ドッグランに出入りする際は、愛犬に必ずリードを着けましょう。また、出入り口の扉を開閉する時は、他の犬が中から飛び出さないように、十分に注意して下さい。 二重扉になっている場合は、一つ目の扉を確実に閉じてから、二つ目の扉を開けるようにします。入場してからしばらくの間は、リードをはずさずに様子を見ます。リードを着けた状態であれば、何かトラブルが起きた時や、起きそうな時にも、すぐに対処できるからです。数分間はリードを着けたままにして状況をうかがい、大丈夫かどうか確かめた上で放すようにして下さい。

排泄について

ドッグラン内に犬用トイレが設置されている場合は、入場後すぐにトイレの場所を愛犬に確認させましょう。トイレがない場合は、入場する前に済ませておいたほうがいいでしょう。屋内外にかかわらず、ドッグランでのマーキングは、さらなるマーキングの原因となります。においが染みつくと、近隣住民や他の利用者、ドッグラン管理者にも迷惑をかけてしまいます。マーキング癖がある犬には、マナーベルトなどを使用するといいでしょう。排尿してしまった場合は、施設ごとの規則に従って対処します。フンをした場合は、必ず回収して持ち帰りましょう。

愛犬から目を離さない

ドッグラン内では、愛犬から目を離さず、常に犬が視界に入っているようにします。多頭飼いの場合は、ひとりで見ていられる頭数のみ連れて行くか、リードを使用して順番に遊ばせましょう。犬同士のトラブルは、犬だけでなく双方の飼い主の心にまで傷が残ってしまうことを忘れず、常に注意を怠らないよう努めてください。日ごろから呼び戻しの訓練などを行っておくことも大切です。

遊び道具について

ドッグランによっては、ボールやフリスビー、その他のおもちゃの使用を禁止している場合もあります。禁止されていない場合は、持参した遊び道具なども使うことができます。もしも愛犬が他の犬のおもちゃを横取りしてしまった時は、速やかに取り上げ、ヨダレなどの汚れを拭いた上で、返すようにします。壊してしまった時は、丁重にお詫びして弁償しましょう。

ドッグランに連れて行ってはいけない犬

ドッグランに限定されないマナーではありますが、犬の状態や性格によっては、ドッグランの利用を控えなければいけない場合もあります。次に、主なチェックポイントを挙げます。

発情期(ヒート中)の犬

発情期のメス犬がいると、他の犬同士のトラブルの原因となるので、発情期の間はドッグランの利用は避けましょう。多くのドッグランでは、利用規約の中で発情期のメス犬の入場を禁止しています。出血が始まった日から10~13 日後に排卵があり、さらにその2週間後くらいまで、オス犬が反応します。個体差はありますが、出血開始日から4週間はドッグランの利用を避けたほうが無難でしょう。発情期が終わって間もない時期で、オス犬がしつこく寄ってくる場合は、もうしばらく利用を見合わせるようにしましょう。不妊手術を受けているメス犬は、発情期に関して意識する必要はありません。

好戦的な犬

人や他の犬を噛んだり、うなったりする好戦的な犬も、ドッグランの利用は控えましょう。

伝染性の病気をもつ犬

伝染するような病気や寄生虫を持った犬も、ドッグランを利用してはいけません。他の犬が感染してしまい、さらに地域全体へと病気がまん延する原因になる危険性があるからです。愛犬の体調が悪そうな時も、ドッグランに連れて行くのは控えましょう。

覚えておきたいその他の注意事項

ドッグランに限定されないマナーです。覚えておきましょう。
鳴き続ける犬がいると、他の利用者や近隣住民に迷惑をかけてしまいます。あまりに興奮している時は、いったんリードを着けて外に連れ出し、落ち着かせましょう。

おやつなどの食べ物の扱いについても、注意が必要です。おやつやフードを与えることを禁止しているドッグランもあります。禁止されてない場合でも、持参したおやつなどを与える際は、他の犬とのトラブルにならないように注意しましょう。自分の犬が与えたおやつなどを食べなかった場合は、必ず拾って持ち帰りましょう。また、無断で他の犬に食べ物を与えるのは絶対にやめてください。アレルギー疾患をもつ犬や、病気のために処方食のドッグフードしか食べられない犬もいるからです。

人間の飲食についても、利用規約で許可されている場合を除き、ドッグラン内では控えましょう。喫煙も同様です。

もうひとつ注意したいのが、子どもを同伴する場合です。乳幼児の入場を制限しているドッグランもあります。子どもを連れて行きたい時は、事前に利用規約を確認しましょう。子どもと犬を連れてドッグランを利用する場合、保護者は双方から目を離さず、大きな声を出したり、知らない犬に勝手に触ったり、犬用の遊具で遊んだりしないように十分注意しましょう。また、子どもが出入口を開けて犬を外に出したりしないように気をつける必要もあります。

愛犬に合うドッグランを探す

ドッグランには、それぞれ異なる特徴や雰囲気があります。犬同士を遊ばせることを目的とした飼い主が多く集まるドッグランがある一方、飼い主と犬がペアになって遊ぶ姿が目立つところもあります。

さらに、同じドッグランでも、休日か平日か、また時間帯などによって、利用者層や混み具合が変わり、雰囲気も違ってきます。異なる曜日、時間帯、場所を試しているうちに、愛犬と楽しめるドッグランがきっと見つかることでしょう。

ドッグランでは飼い主同士が歩み寄り、コミュニケーションを取り合って、快適な関係を育んでいくことが大切です。

出典:NPO法人 日本ドッグマナー協会

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