Living with cat

必要な栄養素・与えてはいけないもの必要な栄養素・与えてはいけないもの

出典:環境省ホームページ 

食事の量

猫は、人と暮らし続けていても肉食性を保ち続けたため、人や犬に比べてたんぱく質を多く必要とします。

猫の母乳は牛乳に比べてたんぱく質や脂肪の量が多く、乳糖などの糖質や水分が少ないのが特徴です。このような違いから、子猫に牛乳を与えると、水分が多く、脂質が少ないためにエネルギーやたんぱく質が不足し、健全に成長できないことがあります。また、成犬や成猫に乳糖を多く含む牛乳を与えると、乳糖をうまく消化吸収することができないため、下痢を起こすことがあります。

ミルク
円グラフ 円グラフ 1,000kcalの食事に含まれるたんぱく質の推奨量の比較

猫のタウリン欠乏症

猫は、人や犬と違い、タウリンを体内で十分に合成することができません。タウリンが不足すると、猫では、眼の障害(網膜萎縮)や、心臓の疾患(拡張型心筋症)などを引き起こすことがあります。手作りフードを利用する場合などでは注意が必要です。タウリンは、魚介類や動物の内臓などに多く含まれています。

塩分

塩分・糖分の摂りすぎに注意が必要です。人が味付けをしている食事、総菜、ハムなど猫に与えてしまうと、塩分摂取量が過剰となることがあります。塩分の摂取過剰は人と同様に心臓や腎臓に負担をかけてしまうことになります。そのため、チーズ等を与える際は猫専用のものを与えましょう。

体重5kgの猫(避妊去勢済み)の1日の塩分摂取量の目安

飲み水

水は猫の体の60〜80%を占める重要な要素です。体に必要な水分のほとんど(90〜95%)は、飲み水及びフードから摂取されます。実際には食べているフードの種類や、気温、運動量などによっても大きく左右されるので、いつでも新鮮な水が飲めるように用意しましよう。特にドライフードは水分含有量が少ないため、ドライフードを与えるときは必ず新鮮な水をフードのそばに置いておきましょう。

与えてはいけないもの、注意が必要なもの

×:与えてはいけないもの、注意が必要なもの

タマネギ・ネギ・ニラ・ニンニク
タマネギなどに含まれている猫に有害な成分(アリルプロピルジスルフィド)が赤血球を破壊し、猫が大量に食べると、血尿や下痢、嘔吐、発熱などを引き起こすおそれがあります。
タマネギなどに含まれている猫に有害な成分(アリルプロピルジスルフィド)が赤血球を破壊し、猫が大量に食べると、血尿や下痢、嘔吐、発熱などを引き起こすおそれがあります。加熱してもこの成分は分解されず、八ンバーグやカレーなどのタマネギが含まれる加工食品、また、タマネギそのものではなくても、エキスがしみ出た味噌汁やすきやきの煮汁など与えてはいけません。(同様の成分は、長ネギ、ニラ、ニンニクなどにも含まれています。)
タマネギ・ネギ・ニラ・ニンニク
チョコレート
猫にチョコレートを与えると、テオブロミンが原因で嘔吐、下痢、発熱、けいれんの発作などを引き起こします。室内飼育の場合には、買い置きのチョコレートなどを部屋に放置しないようにしましよう。
チョコレート
鶏の骨
鶏の骨は縦にさけやすく、嚙んで割れるととがった形状となり、のどや消化管を傷つけるけることがあるため、猫に与えてはいけません。
鶏の骨 鶏の骨
生の魚介類(魚・イカ・タコ・エビ・カニ)
生のイカや貝などの魚介類や、カニ、エビなどの甲殻類はビタミンB1を分解する酵素を持っているため、猫に与えると体内のビタミンB1が欠乏して後脚の麻痺を引き起こします。魚介類は必す加熱調理をして与えるようにしましよう。
生の魚介類(魚・イカ・タコ・エビ・カニ) 生の魚介類(魚・イカ・タコ・エビ・カニ)
ブドウ・干しブドウ
腎不全の原因になります。特に、ブドウの皮は与えてはいけません。
ブドウ・干しブドウ

:注意が必要なもの

レバー
ブタやニワトリなどのレバーにはビタミンAが多く含まれており、猫がビタミンAを過剰に摂取すると、食欲不振、関節炎を引き起こすことがあります。レバーを与えすぎないようにしましよう。
レバー
ホウレン草
シュウ酸が多く含まれているため、シュウ酸カルシウム尿石症の原因になります。茹でてアク抜きをすることで、シュウ酸の量を減らすことができます。
ホウレン草
コーヒー・緑茶・紅茶など
カフェインが含まれているため、これらの飲料を与えると、猫は下痢、嘔吐、体温不調、多尿、尿失禁、テンカンの発作などを引き起こすことがあります。
コーヒー・緑茶・紅茶など
生肉
生肉(生の豚肉や野生鳥獣肉)には有害な寄生虫や細菌が存在する可能性があるため注意が必要です。猫に肉を与える時は加熱調理を行い予防しましょう。
生肉
香辛料
猫は香辛料に対する耐性が低いので肝臓障害の症状を引き起こすことがあります。
香辛料
生卵(生の卵白)
猫に生の卵白を与え続けると、ビオチンが欠乏し皮膚炎、成長不良の症状を引き起こすことがあります。ただし、卵白のみを与える場合でも、加熱調理をすれば問題はありません。また、生であったとしても、全卵であれば、卵黄にビオチンが多く含まれますので欠乏症にはなりません。
生卵(生の卵白)
にぼし、海苔
猫にはマグネシウムの過剰が要因となり尿路疾患を引き起こすことがあります。
にぼし、海苔 にぼし、海苔
出典:環境省ホームページ
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/petfood_guide_1808/pdf/6.pdf

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