PET LIFE
愛犬のお散歩の目安・内容
出典:公益社団法人 日本動物福祉協会
お散歩の目安・内容
小型犬や室内犬であってもすべての犬に散歩は必要です。
散歩が必要な理由
- ● 気分転換
- ● 運動・エネルギー発散
- ● 社会経験
散歩中に犬同士で遊べなくても、子供や他人に犬を触ってもらうなどがなくても気にする必要はありません。
守ろう散歩の社会マナー
お約束
できるだけ家で排泄を済ませてから、
散歩に行くようにしましょう。
- ● ウンチは必ず持って帰る。
- ● オシッコの後は水で流す。
- ● リードは絶対に放さない。
- ● 公園などの水道の蛇口から直接水を飲ませない。
- ● 自転車で引く散歩は止める。
犬の体調に考慮する事が大切です。
排泄に気づきにくく、犬が排泄しながら走ってしまうこともあります。 - ● 子供に責任を持たせない。
子供だけでの散歩は危険なので、大人が同行するようにして下さい。 - ● いきなり他の犬や人に近づけない。
散歩の内容
散歩を「気分転換・運動・エネルギー発散・社会経験を通した飼い主様との絆づくりの場」とし、これらの割合を次のように配分すると問題行動を予防する効果があります。
[散歩全体の割合]
この割合は犬の年齢によってかわります。
子犬:社会経験を多めに
老犬:気分転換を多めに
散歩前の確認
散歩中には首輪や胴輪が抜けないよう、毎日チェックしましょう。
[首輪のサイズ]
指が2本入る位が目安です。
[お散歩に持っていく物]
- ● 首輪(胴輪)とリード
- ● ウンチ袋・飲み水・排泄処理用の水
- ● ごほうび用のおやつ
ロングリードや伸縮性リードは、広い公園など安全な場所だけで使いましょう。
散歩時間の目安
犬種や年齢、天候などによって異なりますが、散歩から帰ったときに軽く座り込んで、ハアハアと息づくくらいが適量の目安です。1日2回以上に分けて行きましょう。健康な犬で、散歩が必要ない犬はいません。
散歩中の困り事の対処法
[リードを噛ませない対処]
- ● リードをもう一本つけて歩く。
- ● おもちゃなどを鼻先に吊しながら、おもちゃで気をそらせて歩く。
[跳びつかせない対処]
● 余計に興奮するので一緒になって騒がない。
- 1. その場で立ち止まってリードを低い位置で短く持つ。
- 2. 犬が落ち着いてから静かに歩き出す。
※じゃれて裾を噛む場合も同様です。
[引っ張らせない対処]
- ● 引っ張られたら止まって方向を変える。
- ● 飼い主様が主導権をとり、散歩をリードする。
- ● 強い引っ張りには*イージーウォーク、ハーネスなどを使ってみる。
※サイズ調整が重要です。専門家の指導のもとで使いましょう。
[拾い食いをさせない対処]
- ● 落ちている危険な物は、飼い主様が犬より先に見つけて避ける。
- ● 良いものは道に落ちているのではなく、飼い主様の手からもらうものと思わせる。
- ● おもちゃ・フードで気を引く。