TOP>殺処分問題の「今」

ペットブームの陰にある現実

優しい飼い主の元で幸せな暮らしを送るペットたちの陰に、悲しい現実があるのをご存じでしょうか。

捨てられたあげく、やがて野良犬・野良猫となり捕獲される子たち。
「飼えなくなってしまった」ので「愛護センター」へ連れて行かれる子たち。
悪質なブリーダーによるずさんな管理の結果手放される子たち。
人間の勝手な都合で翻弄される、ちいさいけれど大切な命。

これらの犬猫は、ほんの一握りの幸運な例を除けば「殺処分」 つまり殺される運命にあるのです。

この現実から目をそらさない。見て見ぬふりを、しない。
今を知ることからまずは始めてみませんか。

「今」を知る

空前のペットブームの一方、その陰で保健所や動物愛護センターで引き取られた犬や猫の数は、年間26 万頭以上。さらに捕獲された犬は年間6万頭以上と、収容された犬や猫は合計で32 万頭以上に上ります。国、自治体や動物保護NPO 法人により、そうしたペットの飼い主を探す活動が懸命に行われ、犬や猫の譲渡数が増え、殺処分の数は減少傾向にありますが、それでも殺処分される犬や猫の数は年間28 万頭以上にも上ります。つまり、現状として、保健所や動物愛護センターに収容された犬や猫の約9割は殺処分されているのです。

犬・猫の年間殺処分数(2008年度)

元の飼い主に返還 一般譲渡 その他 殺処分数
  全体 割舎(犬) 割舎(猫) 割舎(全体)
保健所、動物愛護センターでの引き取り(負傷動物含む) 55,543 212,069 267,069      
捕獲により收容 62,946   62,946      
收容数合計 118,489 212,069 330,558      
元の飼い主に返還 17,857 324 18,181 15.1% 0.2% 5.5%
一般譲渡 16,097 8,426 24,523 13.6% 4.0% 7.4%
その他 271 1,091 1,362 0.2% 0.5% 0.4%
殺処分数 84,264 202,228 286,492 71.1% 71.1% 86.7%
地球生物会議ALIVE 調べ(http://www.alive-net.net/)。動物行政を所轄する47 都道府県、17 政令指定都市、38 中核市、6 保健所設置市、合計108 自治体を対象にした2008 年アンケート調査
ページトップへ